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中国地方の水族館

中国地方の水族館ガイドです。各館の詳細ページで見どころ・所在地・公式サイトを確認でき、地図からも位置を見られます。

県別の水族館
都道府県館数
鳥取県1館
島根県2館
岡山県1館
広島県4館
山口県2館
とっとり賀露かにっこ館(鳥取市・鳥取県)宍道湖自然館ゴビウス(出雲市・島根県)島根県立しまね海洋館 アクアス(浜田市・島根県)市立玉野海洋博物館(玉野市・岡山県)シン・マリホ水族館(広島市・広島県)宮島水族館(廿日市・広島県)広島もとまち水族館(広島市・広島県)福山大学マリンバイオセンター 水族館(尾道市・広島県)下関市立しものせき水族館・海響館(下関市・山口県)周防大島町立なぎさ水族館(周防大島町・山口県)

中国地方の水族館一覧

この地の生き物

中国地方ならではの生き物

中国地方の水槽で会える、この土地に根ざした生き物たち。魅力を点数化せず、事実で紹介します。

スイゲンゼニタナゴWikimedia Commons / CC BY-SA 2.5
スイゲンゼニタナゴすいげんぜにたなご固有亜種天然記念物絶滅危惧

現在は岡山県と広島県東部の一部水系のみに残る ・ 平野部の細流や用水路、二枚貝のいるゆるやかな流れ ・ 全長5cmほどでタナゴ類では最小級

国の天然記念物で、いまや岡山と広島東部のわずかな水路にしか残らない日本最小級のタナゴ。宮島水族館は芦田川水系の個体を継代飼育し、種をつなぐ域外保全の場として展示している。

ここで会える宮島水族館(はつこい庵)
ゴギTotti / CC BY-SA 4.0
ゴギごぎ固有亜種天然記念物

中国山地の源流域にのみ分布するイワナの地域亜種。広島県では天然記念物 ・ 水温の低い山間渓流の最上流部 ・ 全長20〜30cmほど。白い斑紋が頭部まで及ぶ

中国山地の源流にだけ棲む、頭まで白い斑が散るイワナの仲間。広島県では天然記念物に指定される。もとまち水族館は木漏れ日と渓流の音で再現した森の水槽でその姿を見せる。

ここで会える広島もとまち水族館(四季のシーン(森))
イシドジョウTotti / CC BY-SA 4.0
イシドジョウいしどじょう固有種絶滅危惧

島根・広島・山口・福岡の4県の限られた河川にのみ分布する日本固有種。学名の種小名 takatsuensis はタイプ産地の島根県・高津川にちなむ ・ 河川の中〜上流の礫が多い底。夜行性で日中は石の下に潜む ・ 全長5〜8cmの小型のシマドジョウ類

島根県の清流・高津川で最初に見つかり、学名にその名を残す日本固有のドジョウ。今は島根・広島・山口・福岡のごく限られた河川の礫底にすむ。宍道湖自然館ゴビウスは、島根の川の魚として水槽No.40で展示している。

ここで会える宍道湖自然館ゴビウス(水槽No.40)

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ご当地の名物

中国地方の名物

中国地方の食文化や漁を代表する魚介と、それが見られる水族館。点数化せず、事実で紹介します。

トラフグTotti / CC BY-SA 4.0
トラフグとらふぐ下関のふぐ(ふく)

太平洋側・日本海・黄海・東シナ海に分布し、砂に潜って休む習性がある ・ 最大で全長約80cm、フグ類では大型

下関では「ふぐ」を「ふく」と呼び、南風泊市場は国内唯一のふぐ専門卸売市場として知られる。海響館では開館以来トラフグの大型水槽を通年展示し、砂に潜る様子も観察できる。

ここで会える下関市立しものせき水族館・海響館(通年展示)
影絵(写真準備中)
シラウオしらうお宍道湖七珍

汽水域にすむ小型の回遊魚で、透き通った体をもつ。宍道湖では冬から春に成魚が見られる ・ 全長5〜10cmほど

シラウオは宍道湖の食を代表する「宍道湖七珍」のひとつで、酢味噌や吸い物で親しまれてきた。ゴビウスは人工繁殖技術により2018年から日本で唯一シラウオを通年展示している。

ここで会える宍道湖自然館ゴビウス(シラウオ水槽(館イチオシ))
影絵(写真準備中)
トビウオ(アゴ)とびうお島根県の魚

対馬暖流に乗って日本海を回遊し、胸ビレを広げて水面上を滑空する ・ 滑空距離は最大で約400mに達することも

山陰では「アゴ」と呼ばれ、刺身や焼きちくわ、あご野焼きなどに加工される。アクアスの日本海ゾーンでは、県の魚であるトビウオが泳ぐ姿を通年観察できる。

ここで会える島根県立しまね海洋館 アクアス(日本海ゾーン)
ズワイガニTakaaki Nishioka / CC BY-SA 2.0
ズワイガニずわいがに山陰の松葉ガニ

日本海の水深200〜400m前後の深海にすむ大型のカニ。成長した雄が山陰で「松葉がに」と呼ばれる ・ 甲羅幅は大型で11cm超、脚を広げると数十cm

鳥取では沖合底引き網で水揚げされたズワイガニの雄を「松葉がに」と呼び、冬の代表的な味覚として親しまれてきた。かにっこ館の「松葉がに牧場」では深海の生息環境を再現し生態を紹介している。

ここで会えるとっとり賀露かにっこ館(松葉がに牧場)
サッパTotti / CC BY-SA 4.0
サッパさっぱ

内湾の浅い海を群れで泳ぐ ・ 全長約15cm

岡山では「ままかり」と呼ばれ、酢漬けが郷土寿司に使われるニシン科の魚。瀬戸内海の内湾でとれ、渋川マリン水族館で展示される。

ここで会える市立玉野海洋博物館
マガキErin Springinotic / CC0
マガキまがき広島湾の養殖ガキ

内湾や河口近くの岩や貝殻に付着してすむ。広島湾では筏からロープを垂らす垂下式の養殖が盛ん ・ 殻高10cm前後(養殖もの)

広島県のカキ生産量は全国の6割超(令和5年・むき身16,129トン)。宮島水族館は海中のカキいかだを再現した水槽で、地元の人でもなかなか見られないいかだの下の景色を見せる。

ここで会える宮島水族館(1階「海のめぐみ」カキいかだ水槽)
小イワシ(カタクチイワシ)Izuzuki / CC BY 3.0
小イワシ(カタクチイワシ)こいわし郷土料理「小いわしの刺身」

沿岸から沖合の表層を大群で回遊し、プランクトンを食べる ・ 全長10〜15cmほど

広島ではカタクチイワシの成魚を「小イワシ」と呼び、刺身や天ぷらで食べる文化が根づく(農林水産省「うちの郷土料理」掲載)。宮島水族館ではカキいかだ水槽で群れが泳ぐ。

ここで会える宮島水族館(カキいかだ水槽で群泳)

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保全・繁殖の記録

中国地方の保全・繁殖の記録

中国地方の水族館が取り組む繁殖・保全・研究の記録。出典に基づく事実で、点数化はしません。

スイゲンゼニタナゴWikimedia Commons / CC BY-SA 2.5
スイゲンゼニタナゴすいげんぜにたなご域外保全

芦田川水系のスイゲンゼニタナゴを絶やさないよう種の保存に取り組み、2022年12月からはつこい庵で系統保存個体を展示していると説明している。

記録のある館宮島水族館

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