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東北の水族館

東北の水族館ガイドです。各館の詳細ページで見どころ・所在地・公式サイトを確認でき、地図からも位置を見られます。

県別の水族館
都道府県館数
青森県2館
岩手県1館
宮城県2館
秋田県1館
山形県1館
福島県2館
八戸市水産科学館マリエント(八戸市・青森県)浅虫水族館(青森市・青森県)もぐらんぴあ水族館(久慈市・岩手県)アクアテラス錦ケ丘(仙台市・宮城県)仙台うみの杜水族館(仙台市・宮城県)男鹿水族館 GAO(男鹿市・秋田県)鶴岡市立加茂水族館(鶴岡市・山形県)アクアマリンいなわしろカワセミ水族館(猪苗代町・福島県)アクアマリンふくしま(いわき市・福島県)

東北の水族館一覧

この地の生き物

東北ならではの生き物

東北の水槽で会える、この土地に根ざした生き物たち。魅力を点数化せず、事実で紹介します。

影絵(写真準備中)
トミヨ属雄物型とみよぞくおものがた固有種絶滅危惧

秋田県雄物川水系と山形県最上川水系の湧水地にのみ分布する未記載のトゲウオ ・ 水が湧き出るワンドや水路など清冽な湧水環境に限られる ・ 全長6〜7cm

秋田・山形の湧水にだけ棲む、名前もまだ定まらないトゲウオ。冷たく澄んだ湧き水のワンドを離れては生きられず、雄は繁殖期に体を黒く染める。地下水がつくる限られた水辺の住人。

ここで会える男鹿水族館 GAO(秋田の森と川の魚)
シナイモツゴUser:OpenCage / CC BY-SA 2.5
シナイモツゴしないもつご固有種絶滅危惧

宮城県品井沼で記載され、長野・新潟・神奈川以北の本州に分布する日本固有種 ・ 平野部の池沼・湿地・用水路などの止水域 ・ 全長約8cm

宮城県の品井沼で最初に見つかり、その地名から名づけられた日本固有のコイ科魚。長野・新潟以北の本州の池沼や用水路にすみ、外来魚の食害などで数を減らしている。アクアマリンいなわしろカワセミ水族館の「ふくしまの希少な淡水生物」で在来個体を見られる。

ここで会えるアクアマリンいなわしろカワセミ水族館(ふくしまの希少な淡水生物)
キタノアカヒレタビラFfish.asia / CC BY 4.0
キタノアカヒレタビラきたのあかひれたびら固有種固有亜種絶滅危惧

青森県から新潟県の日本海側に分布する日本固有の亜種(亜種名 tohokuensis は東北の意) ・ 河川の緩流域や池沼。イシガイ類など二枚貝に産卵する ・ 全長約6〜8cm

亜種名の「東北」が示すとおり、青森から新潟の日本海側に分布するタビラの一亜種。秋田では雄物川水系に多く、春の雄は背びれと尻びれの縁が赤く染まる。男鹿水族館GAOの「秋田の森と川の魚 希少種水槽」で県内の在来個体を展示している。

ここで会える男鹿水族館 GAO(秋田の森と川の魚 希少種水槽・タナゴ類)

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ご当地の名物

東北の名物

東北の食文化や漁を代表する魚介と、それが見られる水族館。点数化せず、事実で紹介します。

ハタハタTotti / CC BY-SA 4.0
ハタハタはたはた秋田県の県魚

水深0〜250m前後の砂泥底にすむ冷水性魚。晩秋から初冬に沿岸の藻場へ大群で押し寄せ産卵する ・ 全長20〜30cmほど

雷の鳴る初冬に沿岸へ押し寄せることから「鰰」と書かれ、しょっつるやハタハタ寿司など秋田の食文化を支えてきた。ハタハタ博物館で生態や漁の歴史とあわせて見られる。

ここで会える男鹿水族館 GAO(ハタハタ博物館)
マボヤJoi Ito / CC BY 2.0
マボヤまぼや三陸・宮城の養殖水産物

北海道〜九州北部の沿岸に分布し、ロープに付着させて育てる垂下式養殖が行われる ・ 殻(被嚢)の高さ15cm前後

宮城県はホヤ養殖発祥の地とされ、牡鹿半島以北で盛んに養殖される。「マボヤのもり」ではロープに連なるマボヤを陽光越しに見上げ、養殖の様子を体感できる。

ここで会える仙台うみの杜水族館(マボヤのもり)
ホタテガイharum.koh from Kobe city, Japan / CC BY-SA 2.0
ホタテガイほたてがい陸奥湾の養殖ホタテ

東北以北の冷たい浅海の砂地にすむ大型二枚貝。陸奥湾では垂下養殖が盛ん ・ 殻高20cm前後

陸奥湾は養殖ホタテの生産量で全国有数を誇り、青森を代表する水産物のひとつ。全長15mのトンネル水槽ではホタテやホヤの養殖の様子を、むつ湾の生き物とともに間近で観察できる。

ここで会える浅虫水族館(トンネル水槽「むつ湾の海」)
ミズクラゲHans Hillewaert / CC BY-SA 4.0
ミズクラゲみずくらげ

内湾に群れる。傘に透ける四つの輪は生殖腺 ・ 傘の直径約15〜30cm

庄内浜にもすむ身近なクラゲ。加茂水族館のクラゲドリームシアターでは、直径5mの大水槽を約1万匹が漂う。

ここで会える鶴岡市立加茂水族館(クラゲドリームシアター)
影絵(写真準備中)
ババガレイばばがれい三陸の年越し魚

水深50〜450mほどの砂泥底にすむ大型のカレイ。三陸沖などに分布する ・ 全長40〜60cmほど

三陸では「ナメタガレイ」と呼ばれ、産卵前の子持ちを煮付けにして年越しや正月に食べる習わしが東北に根づく。もぐらんぴあ水族館の久慈の海水槽で、久慈の海底にすむ身近な魚として展示される。

ここで会えるもぐらんぴあ水族館(久慈の海水槽)

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保全・繁殖の記録

東北の保全・繁殖の記録

東北の水族館が取り組む繁殖・保全・研究の記録。出典に基づく事実で、点数化はしません。

アオビクニンあおびくにん初繁殖調査・研究

2017年12月にふ化した深海魚アオビクニンが、2022年3月に日本動物園水族館協会の初繁殖認定を受けたと発表している。広島大学・北里大学との共同研究で繁殖行動を解明し、2022年2月に国際学術誌Marine Biologyに論文が掲載されたとしている。

記録のある館アクアマリンふくしま
ヤエヤマノコギリハゼやえやまのこぎりはぜ初繁殖

環境省レッドリストで絶滅危惧IA類のヤエヤマノコギリハゼについて、5年にわたり繁殖に取り組み、2020年夏に日本で初めて人工環境下での繁殖に成功したと発表している。2020年度の日本魚類学会で発表したとしている。

記録のある館アクアマリンふくしま
イロワケイルカいろわけいるか繁殖

2025年6月22日、飼育下希少種のイロワケイルカが同館で初めて出産したと発表している。国内では鳥羽水族館と同館の2館のみで飼育されており、今回の仔を含め国内の飼育個体は7頭としている。

記録のある館仙台うみの杜水族館
バンダイホソガムシばんだいほそがむし調査・研究

同館職員と愛媛大学の研究者が、2018年に猪苗代湖で採集した標本と現地調査から新種の水生昆虫を発見し、2021年に「バンダイホソガムシ」として学術誌Elytra New Seriesに記載されたと発表している。国内のホソガムシ科の新種記載は59年ぶりとしている。

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