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MEIBUTSU ZUKAN

ご当地の名物魚

各地の県魚・名産・郷土の食文化を代表する魚介と、それが見られる水族館。その土地の風物詩を、点数化せず事実で集めた図鑑です。

シロザケWikimedia Commons / CC BY-SA 3.0
しろざけ

シロザケ

北海道・千歳川の秋の風物詩

川で生まれ海で育ち、秋に生まれた川へ戻って産卵する回遊魚 ・ 全長60〜80cm、大きいもので1mに達する

千歳川では明治期から続く「インディアン水車」で親魚を捕獲し人工ふ化事業に用いる。館では水車の稼働に合わせ、秋に遡上するシロザケを展示する。石狩鍋など北海道の食文化を支えてきた魚。

ここで会えるサケのふるさと 千歳水族館(季節展示(8月末〜12月中旬))
ホッケYockeyT / CC BY-SA 4.0
ほっけ

ホッケ

北海道の水産物

北日本からオホーツク海の沿岸に分布する ・ 北方の沿岸・岩礁域にすみ、幼魚は表層で群れる ・ 全長約40cm

北方の冷たい海にすむアイナメ科の魚で、国内水揚げのほとんどを北海道が占める。稚内など宗谷でも水揚げされ、開きや一夜干しとして道内の食卓に上る。ノシャップ寒流水族館は水量90トンの回遊水槽でホッケの群れを展示している。

ここで会えるノシャップ寒流水族館(回遊水槽)
ハタハタTotti / CC BY-SA 4.0
はたはた

ハタハタ

秋田県の県魚

水深0〜250m前後の砂泥底にすむ冷水性魚。晩秋から初冬に沿岸の藻場へ大群で押し寄せ産卵する ・ 全長20〜30cmほど

雷の鳴る初冬に沿岸へ押し寄せることから「鰰」と書かれ、しょっつるやハタハタ寿司など秋田の食文化を支えてきた。ハタハタ博物館で生態や漁の歴史とあわせて見られる。

ここで会える男鹿水族館 GAO(ハタハタ博物館)
影絵(写真準備中)
ばばがれい

ババガレイ

三陸の年越し魚

水深50〜450mほどの砂泥底にすむ大型のカレイ。三陸沖などに分布する ・ 全長40〜60cmほど

三陸では「ナメタガレイ」と呼ばれ、産卵前の子持ちを煮付けにして年越しや正月に食べる習わしが東北に根づく。もぐらんぴあ水族館の久慈の海水槽で、久慈の海底にすむ身近な魚として展示される。

ここで会えるもぐらんぴあ水族館(久慈の海水槽)
ホタテガイharum.koh from Kobe city, Japan / CC BY-SA 2.0
ほたてがい

ホタテガイ

陸奥湾の養殖ホタテ

東北以北の冷たい浅海の砂地にすむ大型二枚貝。陸奥湾では垂下養殖が盛ん ・ 殻高20cm前後

陸奥湾は養殖ホタテの生産量で全国有数を誇り、青森を代表する水産物のひとつ。全長15mのトンネル水槽ではホタテやホヤの養殖の様子を、むつ湾の生き物とともに間近で観察できる。

ここで会える浅虫水族館(トンネル水槽「むつ湾の海」)
マボヤJoi Ito / CC BY 2.0
まぼや

マボヤ

三陸・宮城の養殖水産物

北海道〜九州北部の沿岸に分布し、ロープに付着させて育てる垂下式養殖が行われる ・ 殻(被嚢)の高さ15cm前後

宮城県はホヤ養殖発祥の地とされ、牡鹿半島以北で盛んに養殖される。「マボヤのもり」ではロープに連なるマボヤを陽光越しに見上げ、養殖の様子を体感できる。

ここで会える仙台うみの杜水族館(マボヤのもり)
ミズクラゲHans Hillewaert / CC BY-SA 4.0
みずくらげ

ミズクラゲ

内湾に群れる。傘に透ける四つの輪は生殖腺 ・ 傘の直径約15〜30cm

庄内浜にもすむ身近なクラゲ。加茂水族館のクラゲドリームシアターでは、直径5mの大水槽を約1万匹が漂う。

ここで会える鶴岡市立加茂水族館(クラゲドリームシアター)
イセエビTogabi / CC BY-SA 4.0
いせえび

イセエビ

茨城県以南の太平洋沿岸の岩礁域 ・ 体長30cmを超える大型のエビ

茨城以南の太平洋岸の岩礁にすむ大型のエビ。房総半島の太平洋沿岸で漁が盛んで、鴨川シーワールドが岸辺の岩陰を再現して展示する。

ここで会える鴨川シーワールド(エコアクアローム「岸辺の岩陰」)
イワナΣ64 / CC BY 4.0
いわな

イワナ

利根川源流の渓流魚

冷たく澄んだ渓流の最上流域にすむ日本在来のイワナ。利根川では源流域に分布する ・ 全長20〜30cmほど

冷たく澄んだ渓流の最上流にすむ日本在来のイワナ。みなかみ町を流れる利根川源流域は、群馬県レッドデータブックで本州太平洋側最大のニッコウイワナの集団とされる。海なし県・群馬で唯一の水族館、水産学習館の上流水槽で渓流の主として泳ぐ。

ここで会える群馬県水産学習館(渓流水槽コーナー 上流水)
影絵(写真準備中)
きあんこう

キアンコウ

茨城のあんこう鍋の名物

北海道以南から東シナ海の水深数十〜数百mの砂泥底に分布する大型の底生魚 ・ 砂泥底に潜み、頭部の疑似餌で獲物をおびき寄せて捕食する ・ 全長1mを超える

水深数十〜数百mの砂泥底に潜み、頭の疑似餌で獲物をおびき寄せて捕らえる大型魚。茨城では冬のあんこう鍋の食材として知られ、大洗の名物になっている。アクアワールド茨城県大洗水族館では、茨城の海にすむアンコウを展示している。

シラス(カタクチイワシ)Miyuki Meinaka / CC BY-SA 4.0
しらす

シラス(カタクチイワシ)

沿岸を群れで回遊する小型魚。その稚魚が「しらす」 ・ 稚魚は体長数cmほど

湘南・江の島の特産「しらす」はカタクチイワシの稚魚。新江ノ島水族館は卵から育てた生きたシラスを常設展示する。

ここで会える新江ノ島水族館(相模湾ゾーン「シラスサイエンス」)
マアナゴDaiju Azuma / CC BY-SA 2.5
まあなご

マアナゴ

東京湾(江戸前)の名物

本州以南の各地の内湾に分布し、東京湾は代表的な産地のひとつ ・ 内湾の砂泥底にすみ、夜行性で日中は砂泥や物陰にひそむ ・ 全長約90cm(雌は大型化)

東京湾をはじめ本州以南の内湾の砂泥底にすむ夜行性の魚。江戸前を代表する魚のひとつで、天ぷらや寿司、白焼きで親しまれる。葛西臨海水族園の「東京の海」コーナー、東京湾の漁業水槽で展示されている。

ここで会える葛西臨海水族園(東京の海/東京湾の漁業)
アカアマダイTotti / CC BY-SA 4.0
あかあまだい

アカアマダイ

水深30〜150mの砂泥底に巣穴を掘ってすむ ・ 全長約50cm

若狭湾でとれるアマダイで「若狭ぐじ」と呼ばれる。角張った頭が名の由来で、砂泥底に巣穴を掘ってすむ。

ここで会える越前松島水族館(おさかな館) / 福井県海浜自然センター(若狭路のおいしい生きものたち)
アカムツTotti / CC BY-SA 4.0
あかむつ

アカムツ

新潟県では水深200〜300mの海底付近に生息 ・ 全長約30cm

口の中が黒く新潟で「ノドグロ」と呼ばれる水深200〜300mの魚。マリンピア日本海が人工授精で育てた個体を展示する。

ここで会える新潟市水族館マリンピア日本海(暖流の旅)
オオグソクムシDaiju Azuma / CC BY-SA 2.5
おおぐそくむし

オオグソクムシ

水深150〜600mの深海の砂泥底 ・ 体長10〜15cm

深海の砂泥底で暮らすダンゴムシの仲間。蒲郡の深海底引き網でとれ、竹島水族館のタッチングプールで触れられる。

ここで会える蒲郡市竹島水族館(深海生物タッチングプール)
タカアシガニMiyuki Meinaka / CC BY-SA 4.0
たかあしがに

タカアシガニ

駿河湾などの水深150〜300mの深海底 ・ 脚を広げると約4mに達する

脚を広げると4mを超える現生最大級のカニ。駿河湾の深海底引き網でとれ、沼津港深海水族館の駿河湾大水槽で見られる。

ここで会える沼津港深海水族館(駿河湾大水槽)
ニジマスLiquid Art / CC BY-SA 4.0
にじます

ニジマス

ブランド鱒「甲斐サーモンレッド」

冷たく酸素の多い川や湖にすむ。北アメリカ原産で、日本には明治時代に移入され各地で養殖されている ・ 全長40cm前後、大型は60cmを超える

海のない山梨県は湧水を生かしたニジマス養殖が盛んで、ぶどう果皮を加えた餌で育てる大型ニジマスのブランド「甲斐サーモンレッド」もある。二重回遊水槽では約3千匹の魚とともに大型のニジマスが回る。

ここで会える山梨県立富士湧水の里水族館 森の中の水族館。(二重回遊水槽)
ニホンウナギFfish.asia / CC BY 4.0
にほんうなぎ

ニホンウナギ

絶滅危惧

川や湖で育ち、産卵のため海へ下る降河回遊魚 ・ 全長約60cm〜1m

浜名湖の名産として養殖されてきた降河回遊魚。環境省絶滅危惧IB類。ウォットが「うなぎのパクパクタイム」で餌を食べる姿を見せる。

ここで会える浜名湖体験学習施設 ウォット(浜名湖の生き物)
ブリVincent C. Chen (Longdongdiver) / CC BY-SA 4.0
ぶり

ブリ

富山県のさかな出世魚

沿岸から沖合を季節で回遊する。北の海で栄養を蓄えた群れが冬に日本海を南下する ・ 全長1m前後に達する

ツバイソ、フクラギ、ガンドと名を変える出世魚で、平成8年に「富山県のさかな」に選定された。氷見の寒ブリなど冬の富山湾を代表する魚で、魚津水族博物館では240トンの富山湾大水槽を回遊する。

ここで会える魚津水族博物館(富山湾大水槽)
ホタルイカja:user:Dieno / Public domain
ほたるいか

ホタルイカ

富山湾の春の風物詩

ふだんは水深200〜600mの深海にすみ、春に富山湾沿岸へ産卵のため接岸し発光しながら群れる ・ 成体で全長7〜8cmほど

富山湾では春の夜、ホタルイカが接岸し青白く発光する。地形と海流が生む現象で、館ではその生態解説と発光ショーを見ることができる。

ここで会えるほたるいかミュージアム(発光ライブショー)
ホッコクアカエビTotti / CC BY-SA 4.0
ほっこくあかえび

ホッコクアカエビ

石川の甘えび

能登半島沖など日本海の深海砂泥底にすみ、生まれた時は皆オスで数年後にメスへ性転換する ・ 体長12cmほど

能登半島沖の深海でとれる甘えびは石川県を代表する水産物で、殻ごと煮る具足煮など郷土料理に使われる。館では深海コーナーで生きた姿を観察できる。

ここで会えるのとじま臨海公園水族館(深い海の生きものたち)
クエTotti / CC BY-SA 4.0
くえ

クエ

白浜の冬の名物

西太平洋・東アジア沿岸に分布するハタ科の大型魚で、日本では本州中部以南の岩礁域に生息する ・ 水深数十mの岩礁や根の隙間に単独ですみ、成長が遅く大型化する ・ 全長60cm前後、大きな個体は1mを超える

クエは紀伊半島の岩礁にすむハタ科の大型魚で、和歌山・白浜では冬にクエ鍋の食材として親しまれる。ゆっくり育ち1mを超えることもある。京都大学白浜水族館では、館の長老とされる15歳ほどと考えられる個体が飼育されている。

ここで会える白浜水族館
スズキTotti / CC BY-SA 4.0
すずき

スズキ

内湾や河口を回遊する ・ 全長約1mに達する

大阪湾の内湾にすむ出世魚。関西では成長にともないセイゴ、ハネ、スズキと呼び名が変わる。海遊館の瀬戸内海エリアで見られる。

ここで会える海遊館(「瀬戸内海」エリア)
ズワイガニTakaaki Nishioka / CC BY-SA 2.0
ずわいがに

ズワイガニ

但馬の松葉ガニ

水深200〜600mの日本海の砂泥底にすむ深海性のカニ。地域ごとに水揚げブランドが分かれる ・ オスは甲幅10cm前後、脚を広げると70cmに達する

兵庫県北部の但馬では日本海のズワイガニを松葉ガニと呼び、冬の味覚として親しまれる。城崎マリンワールドは卵からの飼育に挑む「カニプロジェクト」の様子を常設エリアで公開している。

ここで会える城崎マリンワールド(カニプロジェクト(常設))
マダコKingfisher / CC BY-SA 3.0
まだこ

マダコ

沿岸の岩礁や砂底にすみ、エビやカニを食べる ・ 全長約60cm

大阪湾の泉州沖でとれるマダコは「泉だこ」と呼ばれ、たこ焼きなど大阪の食文化を支えてきた。海遊館の瀬戸内海エリアで見られる。

ここで会える海遊館(「瀬戸内海」エリア)
サッパTotti / CC BY-SA 4.0
さっぱ

サッパ

内湾の浅い海を群れで泳ぐ ・ 全長約15cm

岡山では「ままかり」と呼ばれ、酢漬けが郷土寿司に使われるニシン科の魚。瀬戸内海の内湾でとれ、渋川マリン水族館で展示される。

ここで会える市立玉野海洋博物館
影絵(写真準備中)
しらうお

シラウオ

宍道湖七珍

汽水域にすむ小型の回遊魚で、透き通った体をもつ。宍道湖では冬から春に成魚が見られる ・ 全長5〜10cmほど

シラウオは宍道湖の食を代表する「宍道湖七珍」のひとつで、酢味噌や吸い物で親しまれてきた。ゴビウスは人工繁殖技術により2018年から日本で唯一シラウオを通年展示している。

ここで会える宍道湖自然館ゴビウス(シラウオ水槽(館イチオシ))
ズワイガニTakaaki Nishioka / CC BY-SA 2.0
ずわいがに

ズワイガニ

山陰の松葉ガニ

日本海の水深200〜400m前後の深海にすむ大型のカニ。成長した雄が山陰で「松葉がに」と呼ばれる ・ 甲羅幅は大型で11cm超、脚を広げると数十cm

鳥取では沖合底引き網で水揚げされたズワイガニの雄を「松葉がに」と呼び、冬の代表的な味覚として親しまれてきた。かにっこ館の「松葉がに牧場」では深海の生息環境を再現し生態を紹介している。

ここで会えるとっとり賀露かにっこ館(松葉がに牧場)
影絵(写真準備中)
とびうお

トビウオ(アゴ)

島根県の魚

対馬暖流に乗って日本海を回遊し、胸ビレを広げて水面上を滑空する ・ 滑空距離は最大で約400mに達することも

山陰では「アゴ」と呼ばれ、刺身や焼きちくわ、あご野焼きなどに加工される。アクアスの日本海ゾーンでは、県の魚であるトビウオが泳ぐ姿を通年観察できる。

ここで会える島根県立しまね海洋館 アクアス(日本海ゾーン)
トラフグTotti / CC BY-SA 4.0
とらふぐ

トラフグ

下関のふぐ(ふく)

太平洋側・日本海・黄海・東シナ海に分布し、砂に潜って休む習性がある ・ 最大で全長約80cm、フグ類では大型

下関では「ふぐ」を「ふく」と呼び、南風泊市場は国内唯一のふぐ専門卸売市場として知られる。海響館では開館以来トラフグの大型水槽を通年展示し、砂に潜る様子も観察できる。

ここで会える下関市立しものせき水族館・海響館(通年展示)
マガキErin Springinotic / CC0
まがき

マガキ

広島湾の養殖ガキ

内湾や河口近くの岩や貝殻に付着してすむ。広島湾では筏からロープを垂らす垂下式の養殖が盛ん ・ 殻高10cm前後(養殖もの)

広島県のカキ生産量は全国の6割超(令和5年・むき身16,129トン)。宮島水族館は海中のカキいかだを再現した水槽で、地元の人でもなかなか見られないいかだの下の景色を見せる。

ここで会える宮島水族館(1階「海のめぐみ」カキいかだ水槽)
小イワシ(カタクチイワシ)Izuzuki / CC BY 3.0
こいわし

小イワシ(カタクチイワシ)

郷土料理「小いわしの刺身」

沿岸から沖合の表層を大群で回遊し、プランクトンを食べる ・ 全長10〜15cmほど

広島ではカタクチイワシの成魚を「小イワシ」と呼び、刺身や天ぷらで食べる文化が根づく(農林水産省「うちの郷土料理」掲載)。宮島水族館ではカキいかだ水槽で群れが泳ぐ。

ここで会える宮島水族館(カキいかだ水槽で群泳)
ウツボタウナギ / CC0
うつぼ

ウツボ

土佐のウツボ

岩手県以南の岩礁・砂地にすみ、昼は岩穴に隠れ夜に活動して魚や甲殻類を捕食する ・ 全長は普通75cm前後、大きいもので1mほど

高知県では一部地域でウツボを食用とする文化があり、身に十分火を通してタタキにする調理法が知られる。桂浜水族館では本館入口の水槽で複数個体を展示し、食文化の解説を添えている。

ここで会える桂浜水族館(本館最初の水槽)
マダイTotti / CC BY-SA 4.0
まだい

マダイ

徳島の鳴門鯛

北海道以南の日本各地・東シナ海などに分布するタイ科の魚。鳴門海峡産は「鳴門鯛」として知られる ・ 水深30〜200m前後の岩礁や砂礫底にすむ。鳴門海峡では速い潮流のなかで育つ ・ 全長最大約1m(通常30〜70cm)

鳴門海峡の速い潮流のなかで育つマダイは「鳴門鯛」と呼ばれ、徳島の名物として食文化に根づいてきた。徳島県のプライドフィッシュに選定されている。四国水族館では「渦潮の景」で鳴門の渦潮の海を再現し、マダイが泳ぐ姿を展示している。

ここで会える四国水族館(渦潮の景)
キビナゴJulien Renoult / CC BY 4.0
きびなご

キビナゴ

鹿児島の郷土の魚

インド太平洋の熱帯・温帯域に分布し、南日本沿岸にも生息するニシン目の小型魚 ・ 沿岸表層を大群で遊泳する。鹿児島県南部や甑島が知られた産地 ・ 全長約10cm

体側の銀色の帯がきらめく小型魚で、鹿児島では手開きにした刺身を菊花造りにし酢味噌で食べる郷土の味として親しまれる。甑島などが産地として知られ、かごしま水族館「かごしまの海」で群れ泳ぐ姿を展示している。

ここで会えるかごしま水族館(かごしまの海)
マアジTotti / CC BY-SA 4.0
まあじ

マアジ

沿岸から沖合を群れで回遊する ・ 全長約40cm

長崎県はマアジの漁獲量が全国一。五島灘の「ごんあじ」など背の黄色いブランドあじもとれ、長崎ペンギン水族館の「長崎の海」水槽で群れる。

ここで会える長崎ペンギン水族館(「長崎の海」水槽)
マダイタウナギ / CC0
まだい

マダイ

熊本・天草の養殖鯛

北海道以南の日本沿岸から東シナ海に分布するタイ科の魚。天草灘は古くから天然マダイの産卵場として知られる ・ 水深30〜200mの岩礁や砂礫底にすむ。熊本県天草では海面養殖が盛ん ・ 全長は約1mに達する

天草灘はマダイの産卵場として知られ、熊本県は養殖マダイの生産量が全国有数で、天草さくら鯛などのブランド鯛が育つ。わくわく海中水族館シードーナツでは中央プールで数百匹のマダイへの餌やり体験ができる。

ここで会えるわくわく海中水族館シードーナツ(中央プール(餌やり体験))
タカサゴharum.koh / CC BY-SA 2.0
たかさご

タカサゴ

沖縄県の県魚

奄美大島以南〜インド・西太平洋の亜熱帯・熱帯域に分布 ・ 沿岸の潮通しの良いサンゴ礁域や岩礁域を大群で回遊 ・ 全長約30cm

沖縄県の県魚に指定された魚で、県内ではグルクンと呼ばれ唐揚げや刺身で食卓に上がる。サンゴ礁や岩礁を大群で回遊し、水中では青く、揚げると赤みを帯びる。美ら海水族館の「黒潮の海」で複数種のグルクンとともに群れで展示される。

ここで会える沖縄美ら海水族館(黒潮の海)
ナンヨウブダイPaul Asman and Jill Lenoble / CC BY 2.0
なんようぶだい

ナンヨウブダイ

沖縄の島魚(イラブチャー)

琉球列島からインド・西太平洋域のサンゴ礁域に分布 ・ サンゴ礁の外側礁斜面にすむ。夜は口とエラから粘液を出しゼリー状の寝袋をつくって眠る ・ 成魚は頭部がこぶ状に隆起する大型のブダイ類

沖縄で「イラブチャー」と総称される青い魚のひとつで、刺身やマース煮、天ぷらとして島の食卓に並ぶ。サンゴ礁にすみ、成長すると頭がこぶ状に隆起する。夜は粘液の寝袋に包まって眠る。美ら海水族館の「熱帯魚の海」で展示される。

ここで会える沖縄美ら海水族館(熱帯魚の海)

該当する生き物はまだありません。

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